どうして子どもも楽しめる短編映画なの?
なぜなら、とても少ないからです。今のインターネットの情報量を見ると、驚くべきことです。我々は当初、自分の子どもへ見せるために調べ始めました。
沢山の教育的にも素晴らしい映画が見つかりました
しかし、まとまって見れるサイトがないため、サイトからサイトへ移動して探す必要がありました。
一方、短編を制作する多くの監督が個人的なサイトで作品を公開していました、しかし、両親たちが世界中のサイトからこれらを探し当てるのは至難の業です。 実際には、これらは映画関係者やアニメーション学校の生徒などしか見られていない状況です。
子どもも楽しめる短編映画サイトを立ち上げた目的は、これらの素晴らしい作品をもっと沢山の人に見てもらうため、そして、子ども達にこれらの作品を見る機会を保護者や先生方が与えてあげられる助けをしたいと思ったからです。
何歳からこのサイトを楽しめるか?
3歳から99歳まで楽しめます!(もちろん100歳以降も!)実際に、このブログに掲載されている作品は、子どものために作られたものではありません。
© Olivier Defaye.
むしろ大人向けに作られたものです。しかし、このブログの面白さはここにあります。: 我々は子ども達が簡単には見ることができない映画を提供したいと考えています。
子どもにどのぐらいの時間、TVまたは映画を見せるのが良いと思いますか?
テレビ?テレビはまだ時間やコンテンツを選ぶことができません。
6歳以下の場合、映画は週に2,3時間ぐらい大人と一緒に見ることが良いでしょう。 映画をつけて子どもに見せっぱなしにするよりも、両親や友達などと会話をしながら見ることをお薦めします。
子どもが見るものを選んでいますか?
ビデオゲームも、もし子どもに自由に遊ばせず大人が正しく使い方を管理するなら、素晴らしい教育材料になると思います。6歳~15歳ぐらいは、もっと日常的に映画を見ることになるでしょう。でも、ここでも映画を見ることは通常の行動ではなく、魔法の瞬間であって欲しいと思っています。
もし子どもが興味を示さない映画であっても、見せるべきだと思いますか?
「インゲンを食べなさい!」 はい、とても重要です。その映画に興味がなくても、子どもには様々な体験をさせることが重要です。
© Christophe Defaye.
味覚が変わることもあるでしょうし、もしくはインゲンがやっぱり嫌いでも、その子は少なくとも一度は味わったことはあるわけです。
大きな予算をかけた大作映画は子ども達の味覚をあっという間に標準化してしまいます、我々大人は食事のように、より早い時期に子どもたちに色々なジャンルの「味」を試させることが重要だと考えます。
引用符
"真の発見の旅とは、新しい景色を探すことではない。新しい目で見ることなのだ"
マルセル・プルースト
"だから小麦にはなんの用もない。麦畑を見ても、心に浮かぶものもない。それはさびしいことだ!でもきみは、金色の髪をしている。
そのきみがぼくをなつかせてくれたら、すてきだろうなあ!金色に輝く小麦を見ただけで、ぼくはきみを思い出すようになる。麦畑をわたっていく風の音まで、好きになる…"
「星の王子さま」サン=テグジュペリ 河野万里子訳