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どうして子どもと楽しめる短編映画?

どうして映画を見せるの?
どんな映画を子どもに見せるの? どんな選択肢があるの?
なぜ台詞のない映画?なぜ無料の映画?

我々の活動 : 子どもと映画

幼児教育の専門家とアニメーション制作のプロデューサー達が、子ども達も楽しめる優れた短編映画を教育的次元に焦点をあて紹介するために、集まり活動しています。

Christophe Defaye

クリストフ・デファイ
クリストフ・デファイは映像制作会社AOKIStudioの共同創立者として東京で15年間、監督・アートディレクターとして活動、映画祭の審査委員として子ども達へ良質な映画を届ける活動をしています。

Olivier Defaye

オリビエ・デファイ
オリビエ・デファイは映像制作会社AOKIStudioの共同創立者として、監督・アートディレクターとして活動、パリのアートスクール、ゴブランにおいて講師としても活躍しています。

Marjolaine Rouzeau

マルジョレンヌ・ルゾー
マルジョレンヌ・ルゾーはパリのアートスクール、ゴブランを卒業後、幼児に対する映像の影響に興味を持ち、現在はパリの幼稚園で先生として勤務しています。

Makiko Aoki

青木真樹子
青木真樹子は映像制作会社AOKIStudioでプロデューサーとして活動、日本における「子どものための短編映画」のサイト管理をしています。

芸術への意識を高め、幼稚園や小学校のカリキュラムをフォローする短編映画

どうして映画をみせるの?

映画は子どもの感情・知能の発展に貢献し、芸術的感性を大いに刺激します。

しゃぼん玉のお城 © Peter Jon Pearce 彫刻の森美術館 日本

小説や絵画、音楽などは楽しむだけではなく、嗜好を構築します。子ども達それぞれが好きな映画を選ぶことができます。その映画が好きか嫌いか、またどうしてそう思うのか、ということを考えることはとても重要です。それが創造(クリエイティブ)への出発点です。
味を構築
ポエティックな世界観を中心に集められたこのブログが、子ども達の芸術的な目覚めのツールの1つになることを希望しています。子ども達に「見たり・聞いたり・読んだりした」感想や意見を是非聞いてみてください。 それにより絵を描いたり物語を創造したり、音楽を学んだりという願望を与えることになります。

どうして無料の映画?

我々は教育システムとは、平等に機会を得られるべきだと思います。社会的不平等さを超えて、芸術の分野では各学生が平等に知識を得られるチャンスを与える必要があります。
無料であれば、学校で見た映画をもう一度家でみることができます。
第7芸術への平等なアクセス
多くの監督や制作会社が映画への情熱を伝えるために、インターネット上に無料で映画を載せています。 短編映画は商業的に成功することはまれですが、最近では財政的に実現可能なビジネスモデルも増えつつあります。
学校で見て、家でもう一度見て。
我々は、監督が引き続き無料で作品を公開できるような、助成金を基に補償システムの構築を検討中です。

なぜ台詞のない映画?

サイレント映画はすでに画面からほとんどなくなりましたが、台詞のない短編映画は沢山あります。 我々は決して台詞のある大作映画を嫌いなわけではありません、しかし、台詞のない映画は子ども達に言葉を与えます。

キートン将軍 © バスター・キートン/クライド・ブラックマン  サイレント映画 : キートン将軍, 1926.

バスター・キートン/クライド・ブラックマン の キートン将軍(1926)のようなサイレント映画を是非生徒達と見てみてください。 見始めたらすぐに、見ている子ども達の数だけ台詞が飛び交うでしょう。子ども達の笑い声、説明、質問など、とても賑やかな世界になります。
台詞のない映画は、子ども達に言葉を与えます。
無声映画は音がとても重要です。音楽やサウンドエフェクトと演出の関係を見ることはとても楽しいことです。
子ども達と目を閉じてもう一度短編映画を見てみてください。ドラマティックな演出や感情表現に対しての音の影響はとても偉大なことに気づかされます。

短編映画を制作した監督へのインタビューを行っているのはなぜ?

このサイトは子ども達や先生、保護者だけではなく、映像を勉強する学生や監督たちも利用していただいています。
我々は作品の裏側を発掘してみたかったのです。 マルセル・プルーストの質問表のような質問表によって、クリエーターの夢や趣味などを引き出すきっかけになると思いました。


短編映画の監督たち ©短編映画の監督たち

プルーストの質問表のように、実際の世界への質問(例:もしできることならどこで暮らしたいですか?)ではなく、我々は架空の世界への質問(例:住んでみたい架空の世界は?)をしています。
以下から監督のインタビューページをご覧いただけます:インタビュー

どうして子どもも楽しめる短編映画なの?

なぜなら、とても少ないからです。今のインターネットの情報量を見ると、驚くべきことです。我々は当初、自分の子どもへ見せるために調べ始めました。
沢山の教育的にも素晴らしい映画が見つかりました
しかし、まとまって見れるサイトがないため、サイトからサイトへ移動して探す必要がありました。

一方、短編を制作する多くの監督が個人的なサイトで作品を公開していました、しかし、両親たちが世界中のサイトからこれらを探し当てるのは至難の業です。 実際には、これらは映画関係者やアニメーション学校の生徒などしか見られていない状況です。

子どもも楽しめる短編映画サイトを立ち上げた目的は、これらの素晴らしい作品をもっと沢山の人に見てもらうため、そして、子ども達にこれらの作品を見る機会を保護者や先生方が与えてあげられる助けをしたいと思ったからです。

何歳からこのサイトを楽しめるか?

3歳から99歳まで楽しめます!(もちろん100歳以降も!)実際に、このブログに掲載されている作品は、子どものために作られたものではありません。

映画何は歳から? © Olivier Defaye.

むしろ大人向けに作られたものです。しかし、このブログの面白さはここにあります。: 我々は子ども達が簡単には見ることができない映画を提供したいと考えています。

子どもにどのぐらいの時間、TVまたは映画を見せるのが良いと思いますか?

テレビ?テレビはまだ時間やコンテンツを選ぶことができません。
6歳以下の場合、映画は週に2,3時間ぐらい大人と一緒に見ることが良いでしょう。 映画をつけて子どもに見せっぱなしにするよりも、両親や友達などと会話をしながら見ることをお薦めします。
子どもが見るものを選んでいますか?
ビデオゲームも、もし子どもに自由に遊ばせず大人が正しく使い方を管理するなら、素晴らしい教育材料になると思います。6歳~15歳ぐらいは、もっと日常的に映画を見ることになるでしょう。でも、ここでも映画を見ることは通常の行動ではなく、魔法の瞬間であって欲しいと思っています。

もし子どもが興味を示さない映画であっても、見せるべきだと思いますか?

「インゲンを食べなさい!」 はい、とても重要です。その映画に興味がなくても、子どもには様々な体験をさせることが重要です。

なんの映画が良いですか? © Christophe Defaye.

味覚が変わることもあるでしょうし、もしくはインゲンがやっぱり嫌いでも、その子は少なくとも一度は味わったことはあるわけです。

大きな予算をかけた大作映画は子ども達の味覚をあっという間に標準化してしまいます、我々大人は食事のように、より早い時期に子どもたちに色々なジャンルの「味」を試させることが重要だと考えます。

引用符

"真の発見の旅とは、新しい景色を探すことではない。新しい目で見ることなのだ"
マルセル・プルースト

"だから小麦にはなんの用もない。麦畑を見ても、心に浮かぶものもない。それはさびしいことだ!でもきみは、金色の髪をしている。 そのきみがぼくをなつかせてくれたら、すてきだろうなあ!金色に輝く小麦を見ただけで、ぼくはきみを思い出すようになる。麦畑をわたっていく風の音まで、好きになる…"
「星の王子さま」サン=テグジュペリ 河野万里子訳
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子ども達は短編映画を楽しんでいましたか?学校で生徒達と一緒に短編映画をご覧いただけましたか? 子ども達の反応や感想を是非、教えてください。
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